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当科では2025年4月に産婦人科内視鏡治療センターを開設し、内視鏡下手術(腹腔鏡、ロボット手術、子宮鏡)に力を入れていくことになりました。 2025年4月に日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医である山本和重医師が入職しました。前施設で良性疾患含めた腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術の経験を活かし、すでに同年4月〜9月まで腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術を施行しました。さらに腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術の経験を活かし、婦人科悪性腫瘍に対する腹腔鏡下手術を新たに開始いたします。婦人科腫瘍専門医である今井篤志医師や麻酔科・病理診断科など多職種が連携し、安全性を第一に取り組んでまいります。
腹腔鏡(スコープ)は主にお臍から腹腔内へ挿入し、さらに2〜3か所の小切開を加えて、そこから手術器具を挿入して行う術式です。また適応があればお臍や下腹部1か所の切開手術も施行しています。また膣式腹腔鏡下手術を用いることで、腫瘍を膣から摘出し、腹壁の切開創を最小限または小さく抑える術式も施行しています。またダビンチを使用したロボット支援下子宮、骨盤臓器脱に対する仙骨膣固定術のロボット支援下手術を実施しています。

| メリット | 開腹手術と比較して手術侵襲が少ないので、手術直後の痛みが少なく、術後回復が早く、社会復帰も早くできます。また手術野を拡大でき、より精密な手術が可能です。創部が小さいという美容的効果もあります。 |
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| 入院期間 | 6〜8日間 |
| 注意点 | 総じて手術時間が長いということがあります。ただし手術中は麻酔がかかっていますので、体でそのことを感じ取る事はありません。 |
| 対象疾患 | 卵巣腫瘍、子宮筋腫、子宮腺筋症、異所性妊娠、子宮内膜症、不妊症(卵管通過障害、多嚢胞性卵巣症候群含む)、卵巣出血、子宮付属器(腹腔内)癒着、卵管留水腫 (留膿腫、留血腫)、子宮奇形、慢性骨盤痛、避妊手術(次回妊娠が危険と思われる方)、初期の子宮体癌、初期の子宮頸癌、卵巣癌(検査目的)です。 肥満症例や骨盤腔内癒着(既往帝王切開症例)のある子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮操作が困難な子宮頚部筋腫や巨大子宮筋腫、子宮前癌病変(子宮頚部異形成、子宮内膜増殖症)、骨盤臓器脱はロボット支援下手術としています。 |
レゼクトスコープ(子宮の中を見ながら子宮内病変を切除する器具)を子宮内に挿入し、子宮内の病変を手術する方法です。
| メリット | 開腹しないので、術後回復も早く、社会復帰も早くできます。 |
|---|---|
| 入院期間 | 3日間 |
| 注意点 | 大きいサイズなどの難症例では子宮穿孔や肺水腫が非常に稀ながらあります。(水を潅流しながら手術するため、その水が血液中に流入し過ぎると起こります。) |
| 対象疾患 | 子宮粘膜下筋腫(子宮内に飛び出ている筋腫)、子宮内膜ポリープ、子宮腔内癒着、中隔子宮(子宮の中に壁がある不妊や流産の方)です。 |
| 関連情報 | |
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