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めざせ、専門・認定

めざせ、専門・認定

専門・認定取得状況

認定薬剤師名称認定学会等認定人数
がん薬物療法認定薬剤師日本病院薬剤師会2名
外来がん治療認定薬剤師日本臨床腫瘍薬学会1名
抗菌化学療法認定薬剤師日本化学療法学会1名
救急認定薬剤師日本臨床救急医学会1名
NST専門療法士日本静脈経腸栄養学会5名
日本糖尿病療養指導士日本糖尿病療養指導士認定機構4名
小児薬物療法認定薬剤師日本薬剤師研修センター1名
認定実務実習指導薬剤師日本薬剤師研修センター5名
医療情報技師日本医療情報学会1名

知識・技術の向上に弛まぬ努力

抗菌化学療法認定薬剤師

ICTでは医師、看護師、検査技師らとともに、病棟での環境衛生チェック、清潔度合い、汚染物品の管理方法の確認、各種感染症情報の把握、各種培養の検出菌の把握、抗菌薬の使用量の把握やその情報の院内へのフィードバックをしています。 ASTでは主に医師、薬剤師、検査技師が協力して、抗菌薬が適正に使用されるよう、広域抗菌薬使用患者や抗菌薬長期使用患者、血液培養陽性患者等を日々のモニタリングし、カンファランスでの議論や主治医へのフィードバック、抗菌薬に関する個別の相談などを行っています。

 

 

救急認定薬剤師

救急認定薬剤師は、主に救急外来・ICU領域において、重症で意識のない患者に対して使われる重要な薬剤に関する医師へのアドバイスや患者モニタリングを行うことが求められます。特に抗菌薬の適正使用に対しては医師との協議のもと薬剤選択、TDMの実施を主体的に関わっています。また、重症患者においては薬剤のクリアランスが変動することが多く、特に腎機能に注意が必要な薬剤についてはその投与量に関して積極的なアドバイスを医師に対して行っています。患者との直接的なコミュニケーションが取れない分、バイタル変動や検査データの推移から薬剤起因の副作用を読み取ったり、投与量の処方提案を行うことを心がけています。

 

 

 

糖尿病療養指導士

私は院内の糖尿病チームに所属しており、自己注射手技指導、糖尿病教室等の糖尿病教育に携わっています。そのため他のスタッフより糖尿病患者様と関わることが多く、より幅広い専門知識を得るために糖尿病療養指導士の資格を取得しました。糖尿病治療は自己管理が最も大切と言われています。患者様によって抱える問題点は様々ですが、一人ひとりに寄り添い、行動変容につながる療養指導が必要です。薬物療法はもちろん、食事や運動といった日常生活も共に見直し、糖尿病セルフケアを支援できるようになればと思っています。

 

 

 

医療情報技師

現在病院業務は医療とコンピュータは切っても切り離せない関係です。日本の病院情報システムに限れば、医事システムの導入率は100%であり、400床以上の病院の50%以上で電子カルテシステムが稼動しています。医療システムの多様化・高度化の中で、医療情報に関する専門職として医療情報技師という資格制度が2003年に始まり、更にこの流れを後押しするかのように、日本病院機能評価機構による評価項目のVer.5から医療情報技師の配置が推奨されるようになりました。薬剤部では薬に関する莫大な情報、またそれらと連動したシステム・機器などが数多くあります。医療情報技師として薬剤部を支える一方で医療情報を操れる薬剤師として病院に貢献できればと考え、昨年度取得いたしました。今後、薬剤師としてのスキルを向上させる傍ら、医療情報の学会・勉強会に参加し得たものを還元したいと考えております。

 

 

目指せ、認定!

日本糖尿病療養指導士

金城学院大学 平成27年卒

同期4人で取得に向けて取り組めたことはとても心強かったです。また、認定取得されている先輩方にサポートして頂いたため、症例作成は大変でしたがやり遂げることができました。 今後は得た知識を活かしていき、他職種の方とも連携しながら患者さんの療養に関わっていきたいと思います。

 

 

 

岐阜薬科大学 平成28年卒

普段の業務と並行しての症例作成や試験勉強は大変でしたが、糖尿病チームの看護師や先輩薬剤師にサポートして頂きながら取り組みました。 認定取得という同じ目標に向かっていく同期がいたことで、安心感もありつつ、頑張っている同期の姿に鼓舞され、症例報告をやり遂げることができました。 今後は身についた知識を病棟薬剤業務に活かして、より深く患者様へ関わっていきたいと考えています。

 

 

 

 

名城大学 平成27年卒
資格取得という同じ目標を持った同期4人で取組めたことは非常に心強く、とても励みになりました。 また、既に認定取得されている先輩薬剤師や糖尿病認定看護師の方からも様々なアドバイスをいただくことができたため、自信を持って症例報告を作成することができました。 今後は、習得した知識を活かして患者様個々のライフスタイルにあった療養指導を行ない、また後輩の指導にも取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

岐阜薬科大学 平成28年卒

今年度は同期4人で糖尿病療養指導士の資格取得に向けて取り組んでいます。 お互いに情報を交換し合ったり、進捗状況を確認し合ったりしながら進めることで、大変ながらも前向きに取り組むことができました。 資格試験前の症例報告の際には、すでにこの資格を取得している薬剤部の先輩方はもちろん、糖尿病認定医の先生や糖尿病看護認定看護師の方にもアドバイスを頂けたため、心強かったです。

 

 

外来がん治療認定薬剤師

岐阜薬科大学 平成25年卒
化学療法業務や緩和ケアチームでがん患者様と関わる中でしっかりとした知識をつけることの必要性を感じ、外来がん治療認定薬剤師の資格取得を目指しました。資格取得にあたっては研修会の単位や症例報告が必要ですが、病院の出張として研修会に参加させていただき多くの単位を取得することが出来ました。また、業務を調整していただくことで多くの症例に関わることができ、先輩薬剤師のサポートも得て症例報告を仕上げることが出来ました。今後は資格取得で得た知識を生かし支持療法の提案や患者様への指導を行い、安全・安心に化学療法を施行できるよう努めていきたいです。

 

 

新潟薬科大学 平成27年卒
病院で働くなら認定を目指したいと考えていましたが、具体的に何を取りたいかは決めていませんでした。入職後に外来化学療法や内科病棟を担当し、抗癌剤治療に携わる機会が多かったこともあり、外来がん治療認定薬剤師を目指すことに決めました。認定に必要な単位は、年に2回の出張を使い学会やセミナーなどに行き集めることができました。申請書類には薬学的介入実績という自分が関わった症例を10症例書くのですが、がんの資格を所有している先輩薬剤師に添削してもらい書類審査を合格出来ました。筆記試験の対策は仕事後や休みの日に勉強してとても大変でしたが、資格を取得したことで患者さんから安心して抗癌剤の説明を聞いてもらえていると感じています。今後は門前薬局と薬薬連携や勉強会などを開催して地域のがん患者さんの治療に貢献していきたいです。

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