診療科・部門のご案内

言語聴覚療法部門の紹介

言語聴覚療法では、脳梗塞・脳出血などの脳血管障や肺炎などにより、コミュニケーションや食べることが困難になった方に対して、一人一人に合わせたリハビリテーションを行っています。

当院の言語聴覚療法の主な対象

失語症
 上手に話せない、話が理解できない、文字が読めない など
構音障害
 呂律が回らない、声が出にくい など
高次脳機能障害
 物事が覚えられない、同時に複数の事が行えない、注意が散漫 など
嚥下障害
 食べ物が上手に噛めない、上手く飲み込めない など

当院の言語聴覚療法の人員配置

総合病院
急性期8名(産休中1名)
6名
生活期
訪問看護ステーション1名
訪問リハビリテーション事業所1名
介護老人保健施設 通所リハビリテーション0名
介護老人保健施設 入所リハビリテーション1名
合計17名

言葉を思い出したり理解したりするリハビリを行います。 「話したい」「伝えたい」気持を支援します。

脳の障害によってどんなことが苦手になっているか、検査を行い個々の症状に合わせたリハビリを行います。

おいしく食べる力を取り戻すため、お口の体操などのリハビリを行います。 症状に合わせ、食べやすい食事形態や姿勢を提案します。 (写真はV-F検査室)
入院直後から、自宅や施設に帰られてからの生活を見据え幅広く支援をしています。

当院の言語聴覚療法の活動

NST活動への参加

NSTとはNutrition Support Teamの頭文字をとった略称で、日本では栄養サポートチームといいます。当院のNSTは、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、言語聴覚士、事務職で構成され、適切な栄養管理が必要と判断された患者さんの栄養状態をチェックし、一人ひとりに合った食事や栄養剤の提供を行っています。 (HP本文抜粋)

岐阜県高次脳機能障がい支援事業

高次脳機能障がいは、交通事故等による頭部外傷や脳血管障害など脳に損傷を受けたことによって起こる認知機能の障がいをいいます。 高次脳機能障がいには、失語、失行、失認、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などがあり、社会生活への適応が困難となります。 しかし、この障がいは身体の障がいを伴わないことも多く「見えない障がい」「隠された障がい」ともいわれ、障がいを知らない人からは誤解を生じるケースも少なくありません。 そのため、この障がいについて広く普及啓発し、多くの方にその特性について理解していただくことが求められています。 高次脳機能障がいを正しく理解していただくため、リーフレットの作成やフォーラム・研修会を開催するなど普及啓発を行っています。 (岐阜県高次脳機能障がい支援HPより抜粋)

笠松友の会

「笠松友の会」は松波総合病院に事務局をおく「失語症友の会」です。失語症友の会とは、言語障害を持つ失語症の方やその家族の皆様で構成される会であり、ことばの障害を持っていても人とのやり取りを楽しみ、同じ障害を持つ方同士、家族の方同士で助けあう場でもあります。 当会は主に松波総合病院で言語訓練をし、自宅へ帰られた方とその家族様を中心に発足しました。毎月1回の例会の他に、お花見や日帰り旅行、新年会などの行事を全員で取り組んでいます。 また、岐阜県内には当会のほかにも失語症友の会があり、1年に1回、県内すべての失語症友の会が一同に会し、交流の機会を作っています。

  • ◯定例会 毎月第2木曜日11:15~ 松波総合病院で行っています。 お互いに近況報告をしたり、行事の計画を立てたりします。
  • ◯年間行事 年に2回の食事会、1回の日帰り旅行を行っています。
  • ◯岐阜県失語症者のつどい 年に一度岐阜県の失語症友の会が一同に集い、総会や情報交換、レクリエーション等を行います。

多くの方の参加をお待ちしております。 ご興味のある方は松波総合病院リハビリテーション技術室までお問合せください。

事務局:岐阜県羽島郡笠松町田代185-1 電話:058-388-0111(代) ファックス:058-388-1206 担当:松波総合病院 リハビリテーション技術室 言語聴覚士 廣瀨 将大
関連情報
託児所エンゼルお問い合わせ
  • 松波総合病院 facebook
  • 松波総合病院介護老人保健施設 facebook