かわばたレター

2018年11月のレター

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かわばたレター11月号

 11月になりました。猛暑の記憶もだんだん薄れてきましたね。虫の声も大きくなって、秋の気配が色濃くなってきました。気象庁の予報によると、この冬は暖冬傾向なんだそうです。でも今年の気候は異常過ぎましたからね。天気予報もすんなりとは頭に入ってこなくなってます。どんな冬になるのかな。楽しみなような、怖いような。そんな毎日です。

 先月放送のNHKEテレ「SWITCHインタビュー 達人達」ご覧になりましたか。おかげさまで皆さんからよかった、いい番組だったという声をたくさんいただきました。とはいうものの、堤監督と私では全国的な知名度に圧倒的な差がありますからね。果たして視聴者の皆さんに満足してしていただけたのかどうか、少なからず心配してます。一つ間違うと、還暦過ぎたおっさんが二人で楽しそうにしゃべってるだけですもんね。でもこの番組も「プロフェッショナル」と同じで、録画してみる人が多いみたいなんです。放送から1週間以上経っても、番組視たよというメールがきましたからね。というわけで、視聴者の皆さんの感想はかなり時間がたたないとわからないんですよ。でも自分でも何度も録画を見直したんですよ。自分で言うのもなんなんですが、面白い対談、面白い番組になってました。これも堤マジックなんですかね。監督にうまく演出してもらえたのかもしれません。同世代の昔話じゃないんです。時代の中で私達はどう生き抜いてきたのか。異業種の二人のそれぞれの生き様を、お互いにリスペクトしつつ間違いなく共感しました。見逃した、という方には再放送のお知らせです。9日金曜日の24時、厳密には10日土曜日の0時から放送されますよ。

 10月に犬山市の城東中学校で講演をさせてもらいました。全校生徒と一部の保護者の皆さんが大勢集まってくださいました。今月はさらに中学校や小学校での講演がたくさん予定されています。最近は講演の依頼をいただいたときに、演題名を考えてもらうようにしています。それぞれの学校には生徒さん達の環境の違いがあると思います。先生方や保護者、PTAの皆さんの思いもあるはずです。講演のタイトルを決めていただくことで、そういった思いを受け止めることができると考えたんです。その上で、内容を少しずつアレンジしていくようにしてます。少しでもご依頼の趣旨にお応えできるように考えたいですからね。

 月末には京都のロータリークラブの例会で講演させてもらいました。京都は私が生まれ育った街、そして医師として仕事を始めたところでもあるんです。その京都に講演で招かれたことは、とても感慨深いものがあります。「ここまできている胎児医療」というタイトルでお話させていただきました。お集まりなのは並み居る京都の名士の皆さん。あらゆる業種のエキスパートの皆さんが熱心に聞いてくださったんですよ。嬉しかったですね。もちろん私よりも年配の方も大勢いらっしゃってました。中学校でお話するのとはまた一味違った、それこそ心地いい緊張感がありましたね。改めてお招きに感謝してます。

 さてさてFC岐阜。いよいよ残すところ3試合になってしまいました。夏頃までは上位を狙える位置にいたんですけどね。その後、まさかの10連敗。一気に順位を下げちゃいました。もうほんとに一時はどうなることかと思ったんですけど、ここにきて見事に立ち直りました。今月は3試合負けなしなんです。やっぱり今年の岐阜は弱いチームじゃないんですよ。でも強いチームでもないんです。だって10連敗しちゃうんですからね。何度も書いたんですが、こういう連敗は技術じゃなくて気持ちの問題なんです。だから強いチームじゃないんでしょう。とはいえ今年もJ2残留がほぼ決まりました。来年はかならずもっと上を目指して欲しいですね。だって弱いチームじゃないんですから。残り試合も応援しますよ。

ではまた。

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