かわばたレター

2017年9月のレター

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 8月は台風の襲来とともに始まりましたね。ノロノロ台風が列島を縦断していきました。幸いこの地方では大きな被害はなかったようなんですが、スピードが速くても遅くても、台風による被害はときには甚大なものになります。いつ来るかわからないとはいえ、十分な備えを日頃から心がけることが大切なんでしょうね。

 甲子園の高校野球は盛り上がりましたね。超高校級スラッガーの清宮選手が出ないので、話題性がないんじゃないかという声もあったんですが、あの清原越えの1大会6ホーマー。広陵高校中村選手に度肝を抜かれましたね。準優勝になった広陵高校は、試合前のシートノックも面白いんですよ。よく鍛えられた選手たちがめまぐるしくボールを追うんですが、最後の選手には右に左にと大きく振り回すようなノックが飛ぶんです。最後に横っ飛びでボールをつかんで返球すると、スタンドからは大きな拍手が起こるんです。試合直前の選手の緊張をほぐす意味もあるんでしょうか。何はともあれ、観ていて楽しくなるようなシートノックなんです。強いチームはアイデアも豊富なんですよ。

 8月の終わりに岐阜県庁からの依頼で、高山市で子どもの事故防止についての講演をさせてもらいました。暑い中、大勢の方が聞きにきて下さったんですよ。しかも皆さんとても熱心に聞いて下さいました。ありがたい話です。小児保健は私のライフワークのひとつなんです。チャイルドシートやジュニアシート、妊婦のシートベルトの必要性や、家庭や遊び場での子どもの安全をいかに確保するかについてお話させてもらいました。自分で言うのもなんですが、この領域の話ができる人は決して多くないんです。このレターを読んで下さっている方の中で、興味をお持ちの方はご連絡下さい。喜んでお話ししにいきますよ。学校や幼稚園、保育所など子どもに身近なお仕事の方には是非聞いてもらいたいんです。未来ある子どもたちを守るために必要なことをお話しします。 31日、絶対に負けられない戦いがそこにはありました。
 
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杯最終予選。サムライ日本はこの日のオーストラリア戦に勝てばW杯出場が決まるんです。試合開始前、スタメンを見たらびっくりでしたね。本田、香川、岡崎といった名前がないんです。怪我の影響もあるんでしょうが、一瞬大丈夫なのかなと思ってしまいましたね。でも試合が始まってみると、そんな心配は無用でした。2−0で見事な快勝です。これで6大会連続出場が決まったんです。よくいわれる世代交代。若手を使うと、結果がでないときは猛烈なバッシングが来ますよね。でもどんな世界にも世代交代は必要なんです。私がいなくなっても、長良医療センター産科は輝き続けています。そいう私も長良のときとは違う形で頑張ってます。輝きがなくなったとは思ってないんですが、周りの皆さんから見たらどうなんでしょうね。最先端からは退きましたけど、まだまだやれるんですよ。

 さてさてFC岐阜。今月は長良医療センター電動車椅子サッカーWINGSとの交流会が開かれました。直前の千葉戦は風間選手のハットトリックで快勝。その勢いで交流会も開催されました。今年で10回め、FC岐阜もJリーグ昇格から10年の節目を迎えました。今年はなんとキャプテン庄治選手と山田選手が来てくれました。Jリーガーと言えども、電動車椅子の操作にはみんな四苦八苦するんですよ。恒例のPK戦は長良医療センターWINGSの勝利。これでWINGSは8勝1敗1分けの通算成績となりました。選手たちは大いに交流会を盛り上げてくれました。会場には笑顔があふれてましたよ。この勢いで、3日のホームで連勝を目指してほしいですね。がんばれ、エフシー ギフ!

ではまた

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