このたび、当院放射線診断科の竹田太郎医師が、放射線医学分野で最も権威ある学術誌の一つ『Radiology』が主催する国際画像診断コンテスト「Diagnosis Please」において、国際部門年間最多正解者（世界チャンピオン）の一人に選出されました。
本年度は日本人2名が同時に世界チャンピオンを受賞しており、日本の放射線科医の画像診断能力の高さを国際的に証明する快挙となりました。

「Diagnosis Please」は1998年から続く歴史あるコンテストです。世界中の放射線科医が毎月出題される難解な症例の読影に挑戦し、その診断精度を競います。年間を通じて最も優れた成績を収めた医師のみが世界チャンピオンとして表彰されるため、受賞は極めて名誉なこととされています。

竹田医師は、国内の画像診断コンテストへの参加や、医学雑誌『画像診断』をはじめとする専門誌での執筆活動など、臨床業務と並行して学術活動にも精力的に取り組んでおります。今回の受賞は、長年の努力が国際的な大舞台で結実したものです。

松波総合病院は、地域の中核病院として「安全で質の高い医療」の提供を理念として掲げております。このたびの竹田医師の受賞は、当院の医療レベルの高さを示すものです。今後も、地域住民の皆様により安心して医療を受けていただけるよう、一層努力してまいります。

【関連リンク】
Radiology：https://pubs.rsna.org/doi/10.1148/radiol.253597
innavi net：https://www.innervision.co.jp/report/rsna/2025/gakkai/diagnosis_please
松波総合病院放射線診断科HP：https://www.matsunami-hsp.or.jp/shinryouka/naika/houshasenshindanka_guide/