クリニカルインディケーター

概況

  • 分子:月初めのCa値が8.4-10.0mg/dlでP値が3.5-6.0mg/dlの患者数
  • 分母:維持血透析患者数

当院のデータ

年度月初めのCa値が8.4-10.0mg/dlでP値が3.5-6.0mg/dlの患者数維持血透析患者数割合
令和4年度(2022年度)758名904名83.8%
令和3年度(2021年度)946名1,456名65.0%
令和2年度(2020年度)928名1,520名61.1%
令和1年度(2019年度)930名1,462名63.6%
平成30年度(2018年度)916名1,474名62.1%
平成29年度(2017年度)809名1,390名58.2%
平成28年度(2016年度)783名1,316名59.5%
平成27年度(2015年度)984名1,194名82.4%
平成26年度(2014年度)926名1,112名83.3%
平成25年度(2013年度)814名1,003名81.2%
平成24年度(2012年度)848名1,068名79.4%
平成23年度(2011年度)881名1,104名79.8%
平成22年度(2010年度)75.6%

この指標の詳細

透析患者の死亡原因の半数近くが心血管系疾患によるものです。心血管疾患発症は血管の石灰化を介して起こり、生命予後にも大きな影響を与えます。そこで石灰化の要因となるCa、P値の管理が大変重要となり国際的ガイドラインに従いCa×Pの管理目標を55未満としています。2012年に日本透析医学会から出された慢性腎臓病に伴うミネラル代謝異常の診療ガイドラインによると Ca 8.4~10mg/dl P 3.5~6.0mg/dl であり両者の上限を掛け合わせると60であり、当センターの55以下が83%であることは、薬剤の適正な選択と使用によりCaとPの管理がされていることになります。
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