かわばたレター

2018年10月のレター

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かわばたレター10月号

 今月は更新が随分遅くなってしまいました。どうしたの、何かあったの、などとご心配をかけてしまいました。
 猛烈な台風が関西地方を直撃。岐阜市内でも大きな看板が倒れて、駅前の大通りを塞いでしまいました。幸い大きな人的被害はなかったんですが、久しぶりに本格的な台風に襲われたんです。何年ぶりかで家の雨戸を閉めましたよ。そんな台風の恐怖が癒えないうちに、北海道では過去にはなかった大地震。全道が停電するという大変な事態になってました。これだけ災害が続くと、やっぱり地球は怒ってるんじゃないかと思ってしまいますね。
 9月は私にも大変な事があったんです。映画監督の堤幸彦さんからテレビ番組で対談しましょう、というお話がきたんです。それもNHK•Eテレで土曜日の夜10時から放送している「SWITCHインタビュー 達人達」という番組なんです。この番組にはそれこそ錚々たる皆さんが出演されてますからね。本当にびっくりです、恐れ多いですよね。堤監督とは中京テレビキャッチにゲストで出演された際に少しお話をする事ができたんで、それ以来メールのやりとりはしてたんです。堤監督は名古屋で大学生を対象に堤塾というサークルを開催しておられます。産科医の立場で塾生達に命の授業をやりたいので協力してもらえないか、という話はあったんです。まさかこんな晴れがましいことになるとは思いませんでした。お断りする理由はないし、何よりも堤監督とゆっくりお話ができるならば、こんなありがたいお話はない。そんな訳で、先月の連休に東京へ出向いて収録してきました。いやあ楽しかったですよ、ほんとに。いろんなお話をさせてもらいました。堤監督の新しい映画が11月には封切りになります。試写を見せてもらいました。「人魚の眠る家」という作品です。すごい映画でした。プールで溺れて脳死状態になってしまった女の子の家族のお話なんですが、封切り前ですからね、あまり詳しい内容を書くことはできないんです。本当はいろんなことを書きたかったんですが、そこは色々と事情がありまして、更新が遅くなってしまったんです。私の感想はまた日を改めてお伝えすることにしますね。とはいうものの、映画を観て久しぶりにいろんなことを考えてしまいました。父親として、夫として、そして医師として考えることがあまりにもたくさんありすぎたんです。映画を観た日は眠れなくなってしまったんですよ。でも決して難解な作品じゃないですからね。いろんなことが伝わってくるから、眠れなくなったんじゃないかな、と思ってます。堤監督と私の対談は、今月20日に放送されます。再放送は1110日金曜日の深夜0時からです。番組ホームページには対談の様子の写真も載ってますよ。ぜひみて下さいね。
 さてさてFC岐阜。泥沼の連敗がようやく止まりました。やれやれです。負の連鎖というんでしょうか、負けが続くとどこかおかしくなってしまうんですね。技術じゃなくて、メンタルがやられてしまうんです。でもサポーターは元気でしたよ。連敗ストップのヴェルディ戦には12000人の観客が集まりました。この日は元イタリア代表のファンタジスタ、アレッサンドロ デルピエロがスタジアムにきたんですが、デルピエロ効果だけとは思えません。連敗中のチームの応援とは思えないような熱い応援が選手を後押ししたんでしょうね。最後まで集中力が切れることはなかったです。これで仕切り直し!残り試合も少なくなってきてますからね、全試合開幕戦のつもりで頑張って欲しいです。

ではまた。

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