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ステロイドは、副作用が心配で使いたくないという患者さまは多いのではないでしょうか?一度使うとやめられなくなる、皮膚が黒くなるといったことを聞いたことはありませんか?皮膚に塗るステロイド外用剤は局所的に作用するため、飲み薬で全身に投与したときに起こるような副作用はありません。 しかし、ステロイド外用剤を不規則に使ったり、十分量使用しなかったりすると皮膚の炎症が残ってしまい、皮膚が黒くなることはあります。長期間使い続けた場合、皮膚が薄くなったり、血管が浮き出たりすることもありますので、適切に利用して短期間でしっかりと炎症を抑えることが大切です。 ステロイド外用剤はその抗炎症効果の強さによって、ストロンゲスト(最も強い)、ベリーストロング(かなり強い)、ストロング(やや強い)、ミディアム(普通)、ウィーク(弱い)の5段階に分類されます。使用部位によって吸収率が異なり、腕の肘から先を1とした場合、手のひらは0.83倍、足の裏は0.14倍ですが、皮膚の薄い頬では13倍にもなります。そのため、副作用の出やすい顔にストロング以上を用いる場合は、可能なら、1~2週間以内に留めるようにしましょう。疾患の種類や症状の程度、使用部位、年齢などを総合的に考慮し、適切なステロイド外用剤を選択することが望まれます。
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