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血液ドロドロと脳梗塞

暑い中で起こりやすい病気の一つに脳梗塞があることをご存知でしょうか。厳しい暑さの中、汗をたくさんかくことで脱水症となり血液がドロドロになります。血液ドロドロの状態は血の塊(血栓)ができやすくなり、できた血栓が頭の血管に詰まることで脳梗塞になってしまいます。また、血液ドロドロになることで血液の流れが悪くなります。首、脳の血管に正常よりも細い部分があり血流が悪くなっていると、血液ドロドロで血流がさらに悪くなり脳梗塞になってしまうのです。高血圧、糖尿病など生活習慣病をお持ちの方は動脈硬化により、首、脳の血管が細くなっていることがあり要注意です。 脳梗塞は予防が重要で、猛暑の中に脳梗塞にならないためには脱水症すなわち血液ドロドロの状態にならないことが大切です。そのために、厳しい暑さの日には水分をこまめにとりましょう。 また、首、脳の血管は細いだけでは症状はありません。そのため、検査を行って早期発見、早期治療することが大切です。当院の脳神経外科では首、頭の血管の検査、治療を多く行っております。ご心配の方は当院脳神経外科にご相談ください。厳しい残暑が続きますが、体調管理にくれぐれもご留意ください。
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