クリニカルインディケーター

維持血液透析患者の貧血コントロール

概況

  • 分子:月初めのHb値10g/dl以上の患者数
  • 分母:維持血透析患者数

当院のデータ

年度月初めのHb値 10g/dl以上の患者数維持血透析患者数割合
令和4年度(2022年度)611名904名67.6%
令和3年度(2021年度)1,253名1,456名86.1%
令和2年度(2020年度)1,235名1,520名81.3%
令和1年度(2019年度)1,152名1,462名78.8%
平成30年度(2018年度)1,016名1,474名68.9%
平成29年度(2017年度)1,390名1,032名74.2%
平成28年度(2016年度)1,073名1,316名81.5%
平成27年度(2015年度)874名1,194名73.2%
平成26年度(2014年度)758名1,075名70.5%
平成25年度(2013年度)880名1,086名81.0%
平成24年度(2012年度)852名1,090名78.2%
平成23年度(2011年度)885名1,110名79.7%
平成22年度(2010年度)834名1,068名78.4%

この指標の詳細

腎不全患者でみられる貧血の主要な原因は、造血因子であるエリスロポエチンの相対的産生不足によるものと、尿毒素による骨髄造血障害です。貧血の改善とともに、運動機能の改善、心機能の改善があります。日本透析医学会のガイドラインでは、Hbを10g/dL以上に維持することが治療目標とされています。日本透析医学会のガイドラインよりHt30~33%、Hb10~11g/dLを目標に治療を行っています。当院では、70歳代以上が30%と多く、ADLの拡大も求められていないこともあり、当院の数値がやや低めでコントロールされていると言えます。
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